独立・起業をする際に妻や親に理解してもらうための説得は大変ですよね?
私も独立した当時は妻と3歳、1歳の子どもの4人家族で生半可な覚悟ではサラリーマンを辞めることは許されませんでした。
当然、説得する相手は事業をやったことがないのでとても苦労するかと思います。
ここではKakiageが実際に行った説得具体例をお伝えしていきます。
説得が難しいのは未来の”わからない”が原因
説得が難しいのは未来の”わからない”が原因です。
不安はゼロにはできませんがお互いにわからないを減らすことで事業自体の成功確率は上がるはずです。
独立起業の不安要素は主に4つです。
・事業立ち上げから軌道に乗るまでどのくらい期間がかかるのか
・無収入のままでも生活は大丈夫なのか
・失敗した場合どうするのか
・事業が成功する見込みはあるのか
これらの不安要素を減らす用意が大事です。
説得するための4つの方法
100%成功する起業はありません。未来がわからない中で説得で大事なことは姿勢を見せることです。
突発的な気分や何となくではなく、もしうまくいかなかったとしても何とかなるという計画性や姿勢を見せます。
期間を決める
kakiageの場合は独立、起業2年以内に安定収入を見込める状態を条件にしました。
もし、条件を満たさない場合はサラリーマンに戻るということになります。
期間を決めることで未来予測ができるようになり説得力が増します。
貯金を預ける
無収入でも3年間は生活できる900万を妻の口座に預けました。
900万は年間の生活費300万×3年分という計算です。
実際は事業開始6か月で事業資金に余裕がなくなり200万を一時的に返してもらう結果になりました。
預けるお金については年間生活費×2年分あれば十分です。
姿勢をしめす
いつでも再就職できることを証明するために面接試験を受けました。
もし失敗した場合に再就職することになりそうな業種の会社面接です。
姿勢という抽象的な表現になりますが、本気度、失敗してもどうにする、という見せるにはとても有効です。
面接が模擬だとしても緊張するものですね。
結果、採用となりましたが他社に決めましたと丁寧にお断りすることになります。
※時間を割いていただいた企業様には大変ご迷惑をお掛けしました。
実績を見せる
独立起業する1年前から事業が成功するかどうかのテストをしました。
サラリーマンをしながらでも出来る準備として事業が成り立つかどうかの見込みを立てます。
具体的には通販事業を行う場合、販売する商品が必要になりますが起業前にそれは難しいため、販売ページのみを作成して実際に注文が入るかどうかをテストしました。
1注文当たりの顧客獲得単価、コンバージョン率がわかれば事業の見通しがつきますし、そのデータを基にしたシミュレーション表を作成すれば説得力が増します。
起業の説明は両家の親まで話を通すべき
kakiageの場合は妻、妻の両親、自分の両親の順番に独立起業することを説明しました。
自分の妻の説得はもちろんですが、両家の親にも説得は必要です。
妻と違い説得というよりは説明に近い感覚ですが、自分の両親は厄介でした。
妻と同じ内容を説明するのですが、自身が培ってきた経験がある分、独立起業に対してとても否定的でした。
独立起業にあたっての最初のイニシエーションだと思って面倒でも理解してもらえるまで話し合いを行いましょう。